プリヴェ企業再生グループは怪しい？評判や六本木の本社など徹底解説

プリヴェ企業再生グループとは、プライベート・エクイティ・ファンドといわれる事業をおこなう日本の会社です。

投資ファンドって響きはカッコいいけれど、実際どんな事業をしているのか謎…

ネットではプリヴェ企業再生グループが怪しいと話題のようですが、調べてみると様々なイメージが先行しているだけで一概に怪しいとは言えませんでした。

今回はプリヴェ企業再生グループが怪しいといわれる理由から実際の評判までを詳しく解説していきます。

プリヴェ企業再生グループは怪しい企業ではない

まず、プリヴェ企業再生グループは怪しい企業ではありません。
これまで日産自動車、東武鉄道、富士通、伊藤忠商事など名だたる企業などから関連会社を買収し、企業グループを成長させてきた海外でも知られる有力企業だからです。

会社概要は以下の通りです。

_{参考：プリヴェ企業再生グループ公式HP}

会長兼社長である松村謙三氏は大阪大学大学院法学研究科の客員教授を務めるほか、経団連審議委員なども務めています。美術の愛好家としても評判で、多数の美術館の展覧会に松村謙三コレクションの貸与をおこなうなど文化事業としても様々な活動をおこなっています。

何をおこなっているか謎の怪しい企業…というわけではなさそうですね！

怪しいといわれる理由

それではなぜネットではプリヴェ企業再生グループが怪しいといわれているのか、その理由は大きく分けて5つあります。

ここからはプリヴェ企業再生グループが怪しいといわれる理由をひとつずつ詳しく解説していきます。

秘書求人の初任給60万円

調べてみると、数年前までプリヴェ企業再生グループの社長秘書の求人が大卒初任給60万円で出ていたようですが2023年時点では確認できませんでした。

現在は違うようで、プリヴェ企業再生グループの役員秘書の月給は40万円以上となっており、秘書の平均初任給約21万円と比較すると高い傾向ではありました。
_{参考：リクナビ「プリヴェ企業再生グループ株式会社」／求人ボックス「秘書の仕事の年収・時給・給料」}

しかしながら、秘書の求人は会社により様々で役員秘書ともなると同程度の水準の給与の求人も意外と見つかります。

実際の経験談ではなく初任給が比較的高いことと社長秘書に対する偏見的なイメージから「怪しいのでは？」となんとなく感じている人が多いといった印象でした。

ハズキルーペのCM

プリヴェ企業再生グループの連結子会社である、Hazuki Company株式会社は「ハズキルーペ」の会社です。ハズキルーペといえば豪華な芸能人を複数起用した、一度見ると忘れられないインパクトのあるCMが印象的ですよね。

ハズキルーペ会長が例のCMギャラを暴露！
渡辺謙 ２億円
舘ひろし 8000万円
菊川怜 7000万円
武井咲 7080万円

単なるメガネ屋にしては破格なんじゃないのコレ？
まさか国から補助金とか助成金とか出てないよね？😒

— グリーングラス (@_papawazu) November 6, 2018

数年前に松村謙三氏本人がハズキルーペのCMギャラを暴露し、話題になっています。しかし、Hazuki Company株式会社のHPには以下のようにあります。

ブランドを確立する為、１００億円を超える広告宣伝費を投入し、独創的なマーケティング手法と眼鏡業界に類を見ない宣伝広告費をかけています。

今後は、年間１００億円以上の宣伝広告費をかける予定です。

_{引用：Hazuki Company株式会社HP「会社概要」}

100億円という金額の大きさから漠然と怪しさを感じてしまう人も多いようですが、戦略として広告宣伝費に100億円以上をかける企業は珍しくはありません。
_{参考：「広告宣伝費が多い会社ランキング」東洋経済オンライン}

結果として、ハズキルーペは500万本の売上を突破していることからも成功している戦略だといえますね。

上場廃止

プリヴェ企業再生グループは、現在非公開企業ですが2012年8月に上場廃止となるまでは2003年から株式を公開していました。この上場廃止前の株価の値動きについて「怪しい」という声がありました。

プリヴェ企業再生グループが上場廃止になったのはあまりにも予想通りの結果だが、上場廃止決定日に80％以上も株価が高騰していたのが不可解。

— Inside+Outside→Zone (@zone_investor) July 10, 2012

上場廃止の決定当日の株価高騰を怪しいと考えた方もいるようですが、プリヴェ企業再生グループは上場廃止決定になる前に監理銘柄に指定されています。
_{参考：みんかぶ「プリヴェ企業再生グループのニュース」}

この監理銘柄に指定されると投資家たちのマネーゲームの対象にされやすくなってしまうことは珍しくありません。上場廃止決定のタイミングを見計らった投資家たちのマネーゲームの結果がこの株価の値動きに繋がったのでしょう。

ペット事業

プリヴェ企業再生グループの連結子会社としてペットオークション事業と動物霊園事業をおこなう会社をそれぞれ展開していることから「怪しい」と感じている人もいました。

ペットの生体販売に関しては異を唱える人も多いため、日本最大規模のペットオークション事業を手がけているプリペット株式会社はその分注目を集めているのだと言えます。

ペット関連事業に関しては様々な意見があり、需要もあるからこそ難しい問題ですね。

公式サイトのわかりにくさ

プリヴェ企業再生グループの公式サイトが分かりにくいため、「怪しい」といった声もありました。

このように非常にシンプルなつくりの公式サイトです。
ニュースなどの更新もあまり無いため、怪しいという印象を持ってしまうのかもしれません。

プリヴェ企業再生グループの評判・口コミをチェック！

最後にプリヴェ企業再生グループについての評判・口コミをチェックしてみましょう。

やはりCMでも有名なハズキルーペに関する口コミが多く見つかりました。

企業再生事業により企業グループを拡大しているからこそ、プリヴェ企業再生グループは大卒初任給などに関しても高い水準となっています。

ネット上ではイメージ先行の憶測なども多く出回っているため、就活の際はしっかりと情報を見極めながら自分にあった企業なのかを判断していきたいですね。