ブリーチがハゲるは嘘?坊主も髪染めると禿げる・抜け毛・薄毛になるか解説

  • ブリーチすると禿げるって本当?
  • ブリーチは頭皮に良くない?
  • 坊主頭でもブリーチはダメージある?

この記事では上記のポイントを中心に詳しくまとめています。

ブリーチしたいけど将来禿げるのが心配、どのようなダメージがあるか知りたいという方ぜひチェックしてみてください。

ブリーチすると髪がはげるのは嘘じゃない?!

ブリーチしたい

ブリーチして印象をガラッと変えたいけどブリーチしたらはげちゃうの?!

結論からお伝えするとブリーチを繰り返すとはげる可能性があります!

その理由は、ブリーチの強い薬剤により頭皮が強いダメージを受けるからです。

髪は頭皮から見えているよりもさらに奥の毛根から生えています。その毛根部分にある毛母細胞が壊れない限り禿げません。

1度ブリーチをしただけで毛母細胞が壊れることはほとんどありません。ですが繰り返しブリーチをすることによりダメージが募って毛母細胞が壊れ、結果はげてしまうことがあります。

そして1回のブリーチで禿げることはありませんが、頭皮へのダメージは予想以上にあります。

ブリーチをしてみたいけど迷っているという方に向けて、

  • ブリーチは1回でもやるとダメージが大きい
  • 坊主頭でもダメージがある
  • もともと皮膚が弱い方は注意

上記の3点について詳しく説明します。こちらの記事を参考にブリーチをするか検討してみてください。

ブリーチは1回でもやるとダメージが大きい

ブリーチの脱色パワーはかなり強いです。

髪や頭皮、肌に良いとされているのは弱酸性なのに対し、ブリーチもヘアカラーもその真逆でアルカリ性だからです。

ブリーチ剤に含まれるアルカリ分と混合する2剤過酸化水素の濃度が高いほどダメージが強くなります。

薬剤のパワーが通常のヘアカラー剤よりかなり強いため、1度のブリーチで髪や頭皮にかなりの負担をかけてしまうということを覚えておきましょう。

とはいえおしゃれにブリーチしたいですよね。

そんな時は後ほど詳しくご説明しますが、頭皮につかないようにブリーチすることでダメージを減らすことができます。

長期的にブリーチをしたり、2回連続でブリーチをすると相当なダメージがありますが、1度で頭皮を避けてブリーチをすることでダメージは減少します。

将来ブリーチで髪が薄くなる可能性を低くするためにも、ぜひ頭皮をできるだけ避けてブリーチを楽しんでください。

坊主頭でもダメージがある

坊主頭でも髪の毛が長い状態でも、ブリーチをする際は同じくダメージを受けます。

坊主頭でも髪が長くてもどちらも同じく頭皮にブリーチ剤がついてしまうからです。

髪の毛が短い分坊主頭の方がブリーチが頭皮についてしまう可能性が高いため、ダメージを受けやすいとは言えます。

ダメージを強く受けた結果、フケやかゆみ・炎症が起こる恐れがあるため注意が必要です。

さらに頭皮環境が悪化することで将来禿げることも考えられるので、坊主頭でブリーチする際はその危険も知っておいてください。

坊主頭でブリーチをする際、すこしでもブリーチ剤の刺激を緩和したい場合は、前日頭を洗うことを避けるとよいです。

皮脂が油膜の役割を果たし頭皮を守ってくれるので、刺激を少し緩和してくれます。

ただし整髪料などをつけていると逆に髪が染まりにくくなってしまうので、その場合はしっかり洗い流してからブリーチしてください。

もともと皮膚が弱い方は注意

強い薬剤を頭皮付近に多く塗りたくるので、もともと皮膚が弱い方はより注意が必要です。

痛みを感じやすいでしょうし、その結果頭皮が荒れて一時的に抜け毛が増えてやばい状態になってしまう恐れがあるからです。

頭皮環境が悪くなり抜け毛が増えた結果、はげるという可能性もあります。

頭皮に自信がない、もしくは頭皮が弱いという自覚がある方は、美容室で頭皮につかないようオーダーするのがよいでしょう。

ブリーチ・ヘアカラーによる抜け毛は治る

ブリーチ・ヘアカラーによる抜け毛は治る

ブリーチやヘアカラーによる抜け毛は治ります。

毛髪は一定のサイクルで生え変わり、どんどん新しい髪が生えてくるからです。

カラーやブリーチをかけた後は髪の毛の状態も良くないですし、頭皮も弱っている状態です。

毛髪はキューティクルがはがれやすくなり保水力が落ちてしまいます。

水分が蒸発し髪がパサつくので枝毛や切れ毛が発生しやすくなり、タンパク質が抜けていくので毛髪のハリも失われます。

ですが頭皮が元気であれば新しい髪がどんどん生えてくるため、次第に抜け毛は治っていきます。

ケアを怠るとそれだけ髪は痛み頭皮への悪影響は避けられないため、ケアは怠らないようにしましょう。

ブリーチでダメージを受けて、たとえ細くなったりボコボコになってしまっても髪の毛は抜かないようにしてください。理由は下記の記事に詳しく記載されています。

>>ボコボコした髪の毛を抜く癖はやめるべき

ブリーチすると髪がはげる原因

ブリーチすると髪がはげる原因

ブリーチすると髪がはげると言われる原因について主に下記の3点があげられます。

  • 髪が細くなる
  • 繰り返しブリーチすると頭皮が傷つく
  • セルフブリーチで頭皮にブリーチ剤がついてしまう

なぜこの3点ではげる可能性が出てきてしまうのか詳しく説明します。

髪が細くなる

ブリーチを繰り返すと、次第に髪が細くなってしまいます。

髪の状態がどんどん弱くなっていくからです。

そのため、髪のコシやハリがなくなってしまいます。弱った状態でブリーチを続けた結果、髪がちぎれてしまうのです。

その結果見た目がはげたように見えてしまうんですね。

女性でももちろんブリーチを繰り返し髪が細くなるとはげることは大いに考えられます。男性女性ともに気を付けたいことろですね。

繰り返しブリーチすると頭皮が傷つく

繰り返しブリーチをするとどんどん頭皮が傷ついていきます。

ブリーチが頭皮や髪に与えるダメージは、ブリーチを繰り返すたびに2倍、3倍、4倍にもなってしまうからです。

通常のヘアカラーと比べても断然ブリーチの方が「薬剤のパワーが強いので髪や頭皮にかなりの負担をかける」ということになります。

ブリーチしすぎると将来はげる可能性が高くなってしまうので注意が必要です。

回数はほどほどにしましょう。

セルフブリーチで頭皮にブリーチ剤がついてしまう

市販のブリーチ剤を購入して自宅でセルフブリーチを行う場合、どうしても頭皮にブリーチ剤がついてしまいますよね。

やはりプロではないため美容室でやる以上に頭皮にブリーチ剤がついてしまうでしょう。

前述したとおり、禿げる原因になるのが毛根部分にある毛母細胞が壊れることです。

頭皮にブリーチ剤がついてしまうと、毛根にブリーチ剤が入り込み毛母細胞を壊してしまう恐れがあります。

その結果禿げてしまう可能性があるのです。

もちろんセルフブリーチをした方が美容室に行ってブリーチをするより安上がりではありますが、どうしても将来禿げる確率は上がってしまいます。

将来の髪のことを考えると、なんとか美容室でブリーチをしてほしいものです。

なるべくはげないようにブリーチする方法

なるべくはげないようにブリーチする方法
POINT

  • 1度にブリーチする回数は多くても2回まで
  • 頭皮につかなければ問題ない
  • セルフブリーチの際は頭皮をしっかり保護する

はげないようにするにはどのようにブリーチをするのがよいか3点にまとめました。それぞれわかりやすく説明します。

1度にブリーチする回数は多くても2回まで

1度にブリーチする回数は多くても2回までにしましょう。

何度もお伝えしていますが、ブリーチを連続で行うと頭皮の痛みや受けるダメージは相当なものだからです。

前述したとおり髪や頭皮に与えるダメージは、ブリーチを繰り返すたびに2倍、3倍、4倍に増加していきます。

理想の髪色がありそれを目指して繰り返しブリーチしたい気持ちはわかりますが、特にハイブリーチを連続で行うと頭皮は相当なダメージを受けます。

今ブリーチしすぎて将来後悔することがないよう、連続でブリーチする回数は2回までに留めておきましょう。

頭皮につかなければ問題ない

頭皮に直接ブリーチ剤がつかなければ問題はありません。

なぜなら禿げの一番の原因を作ってしまうのはブリーチ剤が頭皮に付着した場合だからです。

ですので、頭皮につかないようにブリーチをすることができれば問題ないということになります。

美容室であれば美容師さんに相談して頭皮から何ミリか話してブリーチすることも可能です。

美容師さんはプロなので、根元にブリーチ剤をつけなくても自然にきれいに仕上げることができるのでぜひ相談してみてください。

セルフブリーチでもできるだけ頭皮から話してブリーチすることで、はげる可能性を低くすることができます。

セルフブリーチの際は頭皮をきちんと保護する

セルフブリーチを行う際は、頭皮をきちんと保護することがとても重要です。

市販品のカラーリング剤は薬剤の強さが一定になっており、人によっては頭皮への刺激が強すぎる場合もあるからです。

前述したとおりブリーチは頭皮への刺激が強いため、できるだけ美容室で施術してもらうことをおすすめします。

ですがセルフブリーチをしたい方、しなければならない方もいるでしょう。

その場合は、頭皮を保護することを大事にしてください。

まず業務用のブリーチ剤を使ってください。市販のブリーチ剤と比べて髪への負担も少なく安全です。

そして根元を2㎝ほど残してブリーチしてください。根元からがっつり塗ってしまうと頭皮にブリーチが浸透し毛根が死ぬ恐れもあります。

毛根が死ぬと禿げる原因になるので注意してください。

より安全なブリーチ剤を使い根元をできるだけ避けることで頭皮を保護しましょう。

ブリーチ以外に髪を傷めずに染める方法

ブリーチ以外に髪を傷めずに染める方法

ブリーチやヘアカラーをするとどうしても髪が痛んだりダメージを受けてしまいます。

髪を傷めたくないという方におすすめなのが、

  • ヘアカラースプレー
  • ヘナカラー

です。この2点は髪を傷めることなく髪色を変えることができます。

ヘアカラースプレー

1日だけ髪の色を変えられるのがヘアカラースプレーです。

卒業式やパーティーなどのイベントで1日だけ髪の色を変えたいという方におすすめのカラーリング方法です。

実際髪の色を染めてしまうわけではなくスプレーを吹きかけているだけなのですが、気分転換で少しだけ髪の色を変えてみたいというかたにはいいのではないでしょうか。

お湯でしっかり流してシャンプー・コンディショナーをなじませることで落とすことができるので痛む心配はなし。どの色が似あうか試してみるのもよさそうですね。

ヘナカラー

天然成分を主とするヘナカラーは、髪のダメージが気になる方やブリーチ剤やカラーリング剤が頭皮に染みるという方におすすめのカラーリング方法です。

ブリーチほど色が鮮やかに染まることはありませんが、明るめの色に染めることは可能なのでダメージを受けたくない方ぜひ試してみてください。

美容室はもちろんヘナカラーは自宅でもできます。

髪のダメージを回復する方法

髪のダメージを回復する方法

ブリーチをすると髪も頭皮も相当なダメージを受けています。

髪のダメージを回復するために以下の3点に気をつけてみてください。

  • 美容室でしっかりとしたアフターケア
  • 自分で育毛剤などで頭皮ケア
  • 間隔をあけてブリーチする

どのように気を付けるか詳しくご説明します。

美容室でしっかりとしたアフターケア

ブリーチ後は、美容室でヘッドスパやトリートメントなどアフターケアをきちんと行ってもらいましょう。

アフターケアを怠らないことでダメージの回復を早めることができるからです。

美容室であればブリーチの薬剤が弱いものから強いものまで揃っていて、その後をケアするトリートメント商品も十分に揃っています。

頭皮の状態や髪質に合わせて施術してもらうことができるので、基本的にブリーチする際はプロにおまかせしたほうがよいです。

はげてしまって後悔しないように美容室でのアフターケアはしっかりとおこなってください。

自分で育毛剤などで頭皮ケア

大切なのはヘアカラーやブリーチを行った際に、しっかりと頭皮ケアを行うことです。

はげることを防ぐこともできますし、頭皮のトラブルを避けることもできます。

頭皮ケアと育毛両方行いたい場合は、毛髪成分の配合された育毛剤を使用するのがよいでしょう。

将来のハゲを防ぐためにも自宅でのケアをとりいれ、頭皮や毛髪をいたわりながらおしゃれを楽しみましょう!

間隔をあけてブリーチする

髪や頭皮に休息期間を設けてあげましょう。

頭皮にダメージ回復の時間を与えてあげることがはげないためにもかなり重要だからです。

ブリーチは刺激が強い反面すぐ色が変わってしまいますよね。

それで「もう色が落ちちゃった、また染めなきゃ」と焦って染め直すという繰り返しになってしまうことが多いんです。

ですが、髪と頭皮のためにそこは焦らず間隔をあけてください。

1度のブリーチで確実に髪はダメージを受けているので、ダメージ回復のため期間をあけてからまたブリーチを楽しんでくださいね。将来髪の薄さに悩むことがないように。

ブリーチによるダメージ・抜け毛のQ&A

ブリーチによるダメージ・抜け毛のQ&A

ブリーチによるダメージや抜け毛について様々な疑問があるのではないでしょうか。

  • ブリーチが痛いのはダメージが大きいから?
  • ブリーチのダメージは男女で違いある?
  • ホワイトブリーチは禿げる?
  • ブリーチによる抜け毛は治る?

今回は上記4点の疑問に答えていきます。詳しく回答しておりますのでぜひ参考にしてみてください。

ブリーチが痛いのはダメージが大きいから?

何度もお伝えしていますが、ブリーチが髪や頭皮に与えるダメージはかなり大きいです。

ブリーチは肌や髪、頭皮にいいと言われている弱酸性とは真逆のアルカリ性です。

真逆の成分を持つ薬剤が付着するわけですから痛みを伴ってもおかしくないですよね。

ダメージが大きいから頭皮や肌に痛みを感じると言えます。

ブリーチのダメージは男女で違いある?

ブリーチによって受けるダメージは男女で大きな違いはありません。

ただ割合的に男性の方が髪が短い方が多いため、頭皮にブリーチ剤が付着する可能性が高いとはいえるでしょう。

ですが、女性でも自然に見えるように根元から髪先まですべてブリーチしたいと美容室でオーダーする方もいるでしょうからさほど男女差はないと言えます。

ホワイトブリーチは禿げる?

ホワイトブリーチも通常のブリーチ同様繰り返し行うことではげる可能性は高くなります。

ホワイトブリーチは白に近い髪色にしたい場合に行うブリーチ方法です。

もともと黒に近い髪色を白に近づける施術をしているわけですから、ホワイトブリーチによる髪や頭皮へのダメージはかなり大きいです。

ただ1度行っただけでは直接はげる原因になるわけではありません。

ホワイトブリーチも通常のブリーチと同じように頭皮に直接ブリーチ剤をつけないようにすることで、はげる可能性を低くすることができます。

ブリーチによる抜け毛は治る?

ブリーチによる抜け毛は治ります。

ブリーチをしてダメージを受けると一時的に抜け毛が増えてきます。

ですが時間が経てば毛母細胞が壊れていない限り、繰り返し新しくきれいな髪が伸びてきます。

ブリーチをした結果抜け毛が気になる方は、髪が伸びるまでしばらく待ってみてくださいね。

まとめ

健康な頭皮や髪の人が1度や2度ブリーチすることではげたりすることはないので安心してください。

ただし、ブリーチを何度も続けると髪が細くなったり切れてしまってはげる可能性が出てくるのであまりおすすめしません。

  • どうしてもブリーチしたい場合は、1度にブリーチをする回数は2回までにしましょう
  • ブリーチは頭皮にさえつかなければ問題なし
  • セルフで市販のブリーチをするときは頭皮をしっかり保護しましょう

上記の3点を守ってブリーチをすればさらにはげる心配はなくなります。

ブリーチで髪が痛んだりはげたりすることが心配な方は、

  • ヘアカラースプレー
  • ヘナカラー

を試すこともおすすめです。

この記事を参考にブリーチのリスクを知り、自分の頭皮や髪に合った方法でカラーリングを楽しんでください。

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