飯田産業の建売は恥ずかしい?後悔するのか気になったので調べてみました。
飯田産業は、低価格で住宅を建てられるのが魅力です。
結論から言うと、飯田産業の建売に住んでみて満足している人は多いです。
豊富な建築実績と耐久性の高い構造体でも定評があるハウスメーカーですが、飯田産業で建てて本当に後悔しないか評判が気になりますよね。
- 飯田産業のメリット・デメリット
- 恥ずかしいといわれる原因
- 飯田産業の評判
- 実際に住んでみて後悔したこと
- 飯田産業が向いている人・むいていない人
などを紹介しています。
飯田産業を検討している方の参考になれば幸いです。
Contents
飯田産業のメリット・デメリット
飯田産業の建売は、ほかのハウスメーカーに比べて「ハートフルタウン」などかなり安く購入できます。
安いけど欠陥があったり安っぽくみえるのでは?と心配になりますよね。
飯田産業のメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
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|
なんといってもコスパがいいのが魅力です。
なぜ、飯田グループの物件は価格が安いのか?それは圧倒的な数を作っているからです。年間約46,000棟。たくさん作ると、1棟当たりのコストが低くなります。※主要なグループ企業は、一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホーム。
— 宅地建物取引士 吉川恵悟の不動産ちゃんねる (@ENoDtSlDlKUQNwO) November 29, 2022
飯田産業が恥ずかしいと言われる原因
飯田産業の口コミを調べてみると「恥ずかしい」という声も。
その原因は
- 手抜き工事
- 間取りが良くない
- 材質が安っぽい
といったことが挙げられています。
手抜き工事
手抜き工事をされて飯田産業で購入した建売は失敗だったとの声も。
業者が手抜き工事をしていないか確認のために、住宅の建築現場を定期的にチェックしに行くのがおすすめ。
現場管理者などとコミュニケーションを取って信頼関係を築いておくのも大切です。
新築の建売住宅ってこんなクオリティなんですか飯田グループさん?#飯田産業#飯田グループホールディングス#ビルトホーム pic.twitter.com/N9zEOdceCK
— ゐ輪ゐさん(厄年)ROUTE4customz (@route4customz) July 12, 2022
配管や配線がむき出しのままだったという口コミも。
もし、手抜き工事に気づいたら担当者に連絡してアフターフォローしてもらいましょう。
間取りが良くない
間取りは一般的なものが多い印象です。
誰にでも使いやすい間取りとなっているので、不満はそう多くはなさそうですがレベルが高いとはいえません。
「設計力」や「提案力」に物足りなさを感じるケースもありそうです。
間取りにこだわりたいところがたくさんある場合は、満足いく提案だと感じられないかもしれません。
材質が安っぽい
安さ重視で材質などにこだわらないと安っぽい印象になる可能性があります。
他にも
- ライトのスイッチが脆い
- 床材が欠けやすい
など使われている材質に不満を感じている場合があるよう。
ただし立地重視で建物本体に予算を回せない、外観や内装にさほどこだわりがない場合は十分満足できる建売だといえます。
飯田産業の評判は悪くない
飯田産業は恥ずかしい、安っぽいなどの声も聞かれますが実際には飯田産業の評判は悪くありません。
- コスパが良い
- 坪単価が45万円~55万円
- オプションが豊富
- 工期が短い
- 安心の耐震設計
- 不具合は少ない
大手のパワービルダーランキングでは満足度において5位にランクインしています。
コスパが良い
飯田産業といえばコスパが良く、ローコスト住宅が建てられること。
このコスパの良さは、飯田グループの規模の大きさによって実現しています。
グループ全体で飯田産業は年間4万6,000棟もの住宅の建築をしています。
材料を大量に安く仕入れることで、コストをおさえることができるのです。
ビルダー専用タイプや型落ちタイプのものを用いることで、費用を安く抑えているものもあります。
安い材料だけでなく、標準規定以上の対応もしているので、こだわりたいところはとことんこだわることもできますよ!
飯田の建売も業者に卸せるような気がしてきた。。
— リュウ VER2 (@ryuz30) November 15, 2021
坪単価が45万円~55万円
飯田産業の住宅は、坪単価45万円~55万円です。
他のハウスメーカーの坪単価と比べてみると、飯田産業の坪単価はかなり安い金額。
注文住宅でもほとんどを1,500万円以下で提供している計算になります。
こんなに坪単価が安いのは、前述のとおり施工数の多さ、グループ会社のスケールメリットを大いに活かしたことで実現しています。
オプションが豊富
飯田産業は、食洗機・宅配BOX・カーテンレールなどの後付けオプションが豊富。
標準の材質のものより自分の好みや快適な住まいを実現できそうです。
でもオプションを追加をしすぎると、予算オーバーする可能性も。
間取りや設備など、どこにこだわりたいか妥協点をみつける事が、予算オーバーをしないためには大切です。
工期が短い
飯田産業は、短い工期で建てられる強みがあります。
一般的に住宅建築は3~4か月かかるのが普通ですが、飯田産業では最短49日で可能。
工期が短いことで様々なメリットが生まれます。
- 現場の人件費や駐車場費用節約
- 建築費用の節約
- 建築中の賃貸住宅の家賃節約
工事中の騒音が発生する期間も短くて済むので、近所への影響も少なくできます。
安心の耐震設計
飯田産業独自のI.D.S.工法により高い耐震性が確保された安心の耐震設計です。
飯田産業の注文住宅は「耐震等級3」が標準仕様(3階建てをのぞく)。
「耐震等級3」は、震度6強~7の地震でも余裕を持って耐えられる、住宅の耐震性能を示す指標の最高ランクです。
不具合は少ない
住宅に欠陥があった、という声もありますが不具合は全体的に見て少ないようです。
万一不具合が出た場合も、アフターサービスの対応が良かったという声もありました。
おはようございます😊
配線の開口もコーキングしますね❗️
施工図面が無いと、プロでも是正が必要か?なんてわかりませんね。
飯田さんのアフターサービスは真摯な姿勢は評価出来ますね❗️— 足立区の建売タカシ (@takashiindustr1) May 6, 2022
2年前の飯田の建売でも、冬でも日差しのある日の昼間は無暖房で薄着で過ごすことができるくらいには温かいです
夜や日差しのない日でも、エアコンつければ築古賃貸マンションよりも快適な暖かさです
いまの飯田の建売だともう少し性能が上がっているので、もう少し快適だと思います
— 瀬月内@京王線建売戸建マン (@setsukinai_) October 24, 2022
飯田産業の建売に住んでみて後悔したこと
実際に飯田産業のハートフルタウンなど建売に住んでみて、後悔したことをチェックしてみました。
- きしみや傾きなど欠陥があった
- 安っぽい印象がある
- 保証期間が短い
後悔したという声はそんなに多くはありませんでしたが、欠陥があったなど実際に困ったケースもあるようです。
きしみや傾きなど欠陥があった
雨がしみてきたり、床がきしんだり傾きなどの欠陥住宅を買ってしまったケースも。
欠陥住宅を防ぐために、定期的に建築現場へ足を運んだり、第三者検査を依頼しましょう。
進捗状況を確認できるだけでなく、不具合を早期発見できる可能性があります。
今日の雨でまたなってた。
今月頭に直しに来て「これで大丈夫だと思います!」とか言ってたけど直ってないじゃん。ソッコー担当者に連絡。#飯田産業#地盤沈下#欠陥#雨#誰か教えて pic.twitter.com/M5EefqgN3L— ゆりえ (@yurie0928sora) February 16, 2020
飯田グループの建売の値下げ物件については、色々な話がありますが
場所を選べば、土地も残るしとても良い買い物になると思う。
ただ本気で買うなら、床下、天井裏のチェックは必須ですね— 茨城県北大家(いばらきけんぽくおおや) (@ibarakiooya008) February 9, 2023
安っぽい印象がある
飯田産業のハートフルタウンなどの建売は、安っぽい印象があって恥ずかしかったという声もありました。
建築中の仮囲いや看板で、飯田産業の建売であることは近所の人にわかります。
CMなどでも飯田の建売は安いという印象があり、安い家に住んでいると思われそうで恥ずかしいと思う人も。
コストを抑えるために高級な材料は使っていませんが、住宅の性能が高くコスパが良い建売です。
気になる場合は、オプションで材質などを高級なものにしてもいいかもしれませんね。
保証期間が短い
飯田産業の建売の保証期間が短い、と後悔している声もありました。
飯田産業の保証期間は最長で30年です。
でも保障期間の条件として、有償メンテナンスの実施をする必要があります。
住宅の引き渡し10年後から、10年おきに外装点検などをすれば30年の長期保証になるというものです。
他のハウスメーカーでは60年のサポートを行っているところも。
有償メンテナンスの条件付きで30年保証は物足りなく感じる人もいそうです。
飯田産業の定期点検は2年目までで、2年目以降は有償の床下点検や外装などの点検のみ。
定期点検の回数が少ない点はデメリットといえそうです。
新築建売住宅は10年後にメンテナンスをする必要が出てくるケースが多いです。(屋根や外壁など50万円~200万円)
注文住宅の場合メンテナンスフリーの外壁材を選択することも。
建売住宅より注文住宅は初期費用はかかりますが、メンテナンスでかかる費用とトータルで考えると注文住宅のほうが安くなるケースもあります。
建売の寿命は20年~30年といわれています。
構造によっては80年以上持つ住宅もありますが、1965年に財務省(旧大蔵省)が定めた法定耐用年数が20~30年です。
理想の住宅を建てる方法
飯田産業だけでなくハウスメーカーを決める際には、複数社から見積もりをもらいましょう!
見積もりを複数社から取ることで比較検討することができます。
見積もり・間取りは複数社から
住宅の見積もりは少なくとも3社、複数社からとることが大切です。
1社だけでは、見積もりが妥当な金額なのかわかりませんよね。
でも見積もりをたくさんもらえばよいというわけではありません。
毎週のように打ち合わせが入ってくることを考えると、3社くらいに絞っておきましょう。
複数社に見積もりを出してもらう時のポイントは
- 同じ条件で依頼
- 同じ価格帯の会社に依頼
- 見積もりは家づくりに関わる費用を全て含めた総額を提案してもらう
比較検討するために、見積もりの期限はしっかりきめておきましょう!
金額だけで決めない
家を建てるのに予算は絶対ありますが、見積もりはあくまでも目安にすぎません。
- 間取り
- 設備
- 構造
- アフターサービス
- 営業マンとの相性
などを総合的に判断して、自分の理想通りの家が建ちそうか、価格は適正か判断しましょう。
納得できる家を建てるために、信頼のおける住宅会社を選んでくださいね。
値引き交渉は最初からしない
最初から値引き交渉をするのはおすすめできません。
値引きをしてくる人だという印象を営業マンに与えてしまと、金額に上乗せされて値引きありきの提示をされる可能性があります。
合い見積もりからハウスメーカーを決めた後、詳細な打ち合わせから請負契約をする直前に値引き交渉をするのが有効です
飯田産業が向いている人・むいていない人
飯田産業の建売について紹介しましたが、飯田産業の印象としては
- 低価格
- 内装や設備が安っぽい
- 安いけどオプションなどを付けると予算オーバーになる可能性がある
- 安心の耐震設計
とまとめられそうです。
飯田産業が向いている人
飯田産業の建売はこんな人に向いています。
- とにかく初期費用を安くしたい
- 耐震等級などは重視
- 内装は標準レベルでOK
- 外観の見栄えはこだわらない
- シンプルな家に住みたい
飯田産業が向いていない人
一方でこう言った方には飯田産業は向いていなさそうです。
- 内装・設備・外観のクオリティ重視
- こだわりの間取り
- 手厚い保証・アフターサービス
- 自慢できる家が欲しい
飯田産業と比較検討される住宅メーカー
ローコストで評判のよい住宅メーカーを紹介します。
それぞれ特徴があるので、飯田産業と比較検討してみてくださいね。
アキュラホーム | 業界初の8トン壁 グッドデザイン賞受賞の実績もある間取りとデザイン 坪単価は50〜90万円のローコスト住宅 10年の定期無償点検 |
一条工務店 | 注文住宅の受注実績世界一 省エネ住宅が得意 間取りやデザインはこだわりにくい 30年間の長期保証 |
タマホーム | 坪単価は平均50万円の低価格設定 下請け無しで施工までタマホームが管理 提案が少ない 60年点検・保証システム シロアリ10年保証 |
クレバリーホーム | 雨や汚れに強いなど機能性とデザイン性を備えた外壁タイル 震度7にも耐えられる耐震性 サービスの質にバラつきがある |
まとめ
飯田産業の建売を買うと「恥ずかしい」「後悔した」などの声もありますが、ローコストで安心の耐震設計を備えた住宅を購入できそうですね!
ただし、こだわりのある住宅にしたいなど、内装や設備・外観にクオリティを求める場合は飯田産業では物足りなく感じるかもしれません。
住宅建築の際は、複数社から見積もりを取って比較検討して納得のハウスメーカーを選んでくださいね。