雑学

ビッグモーターは潰れる？なぜ潰れないのか経営状況を解説

ビッグモーター潰れるなぜ潰れない

ビッグモーターは不祥事から潰れるのか調査しました。

結論から言って、潰れる可能性は高いです。

その理由は以下が考えられます。

  • 不祥事がやばい
  • 客が激減している
  • 急激な業績悪化
  • 保険代理店・車検業務取り消し

ですが、すぐに潰れないのにも理由があります。

規模の大きさから内部留保で持ちこたえていることや、中古車販売は続いていることなど。

今後通常営業が再開されるまで、ビッグモーターが会社と従業員を守れるのかが注目されます。

  • ビッグモーターが潰れる可能性
  • すぐに潰れない理由

などを紹介しますので、参考にしてください。

ビッグモーターは潰れる可能性がある

ビッグモーター潰れるなぜ潰れない

すぐに潰れることはないかもしれませんが、今後潰れる可能性は高いです。

その理由はこちら。

  • 不祥事がやばい
  • 客が激減している
  • 急激な業績悪化
  • 保険代理店・車検業務取り消し

他にも様々な問題が発覚するかもしれませんし、ビッグモーターが潰れる可能性は高いといえます。

不祥事がやばい

ビッグモーターは不祥事がいくつもあります。

  • 保険金不正請求
  • パワハラ疑惑
  • 兼重親子のパワハラLINE流出
  • 街路樹に除草剤散布
  • 保険架空契約
  • 点検しないのに納車疑惑
  • 下請け会社への値下げ要求
  • ローン審査資料の書き換え

2016年ごろからパワハラ疑惑がありました。

以前から保険金不正請求など、様々な不祥事が続いているので潰れるのも時間の問題だという声もあります。

不祥事が多い企業は信用できませんね。

客が激減している

2023年7月25日にマスコミ向けに記者会見して以来、全国のビッグモーターの店舗で客が激減しています。

新たな車の修理の受付を止める、との発表があったことも来店者数が減った原因です。

不正の発覚後は客足がぱたりと止まり、開店休業に近い状態……。
「車を取り換えろ」「わざとうちの車も傷つけたのでは？」など、購入者から苦情の電話が相次いでいます。

急激な業績悪化

ビッグモーターは急激に業績が悪化していることも、潰れる可能性が高い理由の一つです。

なぜなら、2023年4月には7憶7000万円台にまで落ち、急激な業績悪化をしているからです。

2022年10月くらいまでは40憶円前後の単月経常利益がありました。

2023年5月には少し持ち直していますが、それでも10憶円以下です。

会社概要には「グループ合計売上7000憶円」とありますが、客足も減り毎月赤字を計上していることが予測できます。

ビッグモーター潰れる

Yahoo!ニュースより

2023年3月には、車検で必要な検査の一部を実施しないで不正合格させた不祥事が報道されています。

まな
不祥事の報道がされ始めてから、急激に業績が悪化していますね。

保険代理店・車検業務取り消し

ビッグモーターには将来的に保険代理店・車検業務の許可取り消しされる可能性があります。

これは、国土交通省・金融庁などが立ち入り検査をし、実態の解明が進められているからです。

法令違反行為が確認された場合、自動車修理や保険代理店業務などで行政処分される可能性が高いです。

企業としての業務が行えない場合、潰れるのも時間の問題だといえます。

なぜ潰れないのか5つの理由

ビッグモーター潰れるなぜ潰れない

では、なぜビッグモーターがすぐに潰れないのか、考えられる理由を5つ紹介します。

  • 会社の規模が大きい
  • 車買取額が大きい
  • 過去も不祥事で潰れていない
  • 上場していない
  • 中古車販売は保険金詐欺に関与していない

まな
不祥事も多いし客足が遠のいているのに、なぜつぶれないのかな？

会社の規模が大きい

ビッグモーターは会社の規模が大きいことも、そう簡単には潰れない理由の一つ。

なぜなら、ビッグモーターは全国に300店以上の店舗を持ち、社員6,000人の年商7,000憶円だった大きな会社だからです。

上場していないので正確な数字はわかりませんが、かなり業績のいい会社です。

2017年度から5年で売り上げを3倍近くまで急成長を遂げています。

なので、今回の保険金不正請求ですぐに会社が潰れるとは考えにくいです。

まな
内部留保でいつまで持ちこたえるでしょうか……。

ちなみに、かつて多くの大企業で不祥事が報道されていますが、潰れないで存続している会社は多いです。

例えば、以下の企業も不祥事がありました。

  • セブンイレブン
  • レオパレス
  • 雪印乳業
  • 日本ハム

大企業だからこそ、その時は大きく報道されますが、時間とともに忘れられていくケースが多いですね。

車買取額が大きい

ビッグモーターは車の買い取り額が大きいことも潰れない理由です。

これは他社の査定金額よりも高いという声があるから。

ビッグモーターの査定が、他社よりも1.5倍も大きかったという口コミもあります。

不祥事があったので、多くの人はビッグモーターに関わりをもちたくないと考えているようですが、少しでも高く車を売りたいと思う人も多いです。

いまも経営を続けている以上、売りたいという人は一定数いるでしょう。

過去も不祥事で潰れていない

ビッグモーターは過去にも不祥事が大きく報道されましたが、その時点で潰れていません。

2016年から不祥事がありましたが、ここまで潰れずに持ちこたえています。

今回の報道で企業イメージがダウンし客足が遠のいていますが、過去の傾向を見るとすぐには潰れないかもしれません。

年 事件
2016年  インサイダー取引
2016年12月 社内罰金制度
2022年2月～ 保険金不正請求
2023年  不正車検
2023年 不正整備の動画が流出
2023年 保険金水増し不正請求

上場していない

ビッグモーターは上場していないことも、すぐには潰れない理由と考えられます。

上場していないことで、業績が株価に左右されることもなく会社の運営状況に株主が介入することがないから。

上場企業の場合、経営状態が悪化すると説明責任を求められます。

ですが、現在内部留保で持ちこたえているであろう、ビッグモーターの内情は明らかにされていません。

会社や従業員を守るために、経営よりも潰れない努力をしているのではないでしょうか。

上場していないことは「上場維持のコストがかからない」・「有価証券報告書の提出義務がない」など、今のビッグモーターの負荷の軽減になっています。

とはいえ、内部留保でどれくらい維持できるのか、経営が通常業務ができるまで持ちこたえるのかは疑問です。

中古車販売は保険金詐欺に関与していない

中古車販売は保険金詐欺に関与していないことも、すぐにはつぶれない理由の一つ。

不正が発覚した保険金詐欺は、修理部門におけるものだからです。

ビッグモーターの利益の多くを占める、主力の中古車販売部門は不正には関与していません。

中古車への需要が高まっている今、中古車業界で最大の規模を誇るビッグモーターにとっては有利な状況だといえるでしょう。

まな
ですが、中古車販売でも過度な営業やしつこい説得など問題があるようですね。

ビッグモーター潰れろ・やばいというネットの声

ビッグモーター早く潰れろ・やばいなどの口コミがたくさんありました。

ビッグモーターの経営状況

ビッグモーターの経営状況は、急速に悪化しています。

今後経営がさらに悪化し、事業の存続が危うくなってきた場合は、同業他社に事業を譲渡して会社を再建するために民事再生手続きを行うと考えられます。

これは、ビッグモーターに残っている多くの社員などを守るためにも必要だからです。

会社や従業員を守る最終手段として、潰れるのではなく民事再生手続きを行って倒産を回避する可能性が高いです。

まとめ

ビッグモーターは潰れる可能性が高いです。

不祥事の多さや客足が遠のいたことから急速に業績が悪化しています。

さらに今後、古物商免許の取り消しがあった場合は、潰れる可能性が高くなります。

ですが、大企業であるビッグモーターは内部留保でしばらくは持ちこたえる可能性があり、すぐには潰れないと考えられます。

早く潰れろ・やばいなどの声もありますが、まずは被害を受けた利用者への対策を急いでほしいですね。

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