山下達郎は竹内まりやと結婚し、すでに35年以上のおしどり夫婦。
しかし、竹内まりやと結婚する前に、山下達郎は元彼女吉田美奈子と交際・同棲していました。
二人はゴールデンコンビと言われ、名曲「Sparkle」のバックコーラスや作詞、「Bomber」の作詞を手掛けたのも元彼女吉田美奈子。
山下達郎の吉田美奈子への信頼は雑誌の対談でも語られています。
二人の交際事情や、才能あふれる当時の音楽活動などについてまとめました。
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山下達郎が元彼女の吉田美奈子と交際し同棲に至る経緯
山下達郎は、1970年代にシンガーソングライターの吉田美奈子と交際していました。
山下達郎がソロで「RIDE ON TIME」をヒットさせるのが1980年。
ヒット後なら大きなスクープになっていたのかもしれませんが、70年代のこの熱愛は大きなニュースになっていません。
当時の山下達郎は大貫妙子らとシュガー・ベイブで活動中。
出会いは、吉田美奈子が大貫妙子から誘われ、シュガー・ベイブを見に行くところからでした。
荒井由美のレコーディングでも一緒に活動し、ここから仲を深めていったと考えるのが自然です。
山下達郎と吉田美奈子は名コンビ?
1970年代、交際・同棲していたと考えられる時期は、2人が双方に楽曲提供を数多く行っています。
80年代初めの山下達郎の曲まで、吉田美奈子の楽曲提供が非常に多くなっていますね。
一方、1977年にリリースされた、吉田美奈子の3枚目のアルバム「TWILIGHT ZONE」は山下達郎との共同プロデュース。
1970年代後半、2人は公私ともに、非常に重要なパートナーとなっていたようです。
同棲していたとも言われるので、少し付き合っていた、程度の関係ではないと推察されます。
二人の交際の破局から結婚へ
長く交際を続けていたものの、山下達郎と吉田美奈子は結婚までには至りませんでした。
2人に何があって別れたのかなど、詳しい理由は明らかになっていません。
40年以上前の話ですし、すでに当時の関係者のみが心に秘めているものと思ってよさそうですね。
周知の通り、その後山下達郎は1982年に竹内まりやと結婚。
一方、山下達郎と別れた吉田美奈子も、別の男性と後に結婚しています。
吉田美奈子と山下達郎の出会いと別れってドラマみたい。この二人が結婚してたら、矢野顕子と坂本龍一みたいになってたのかな。吉田美奈子は達郎と別れた後生田というプロデューサーと結婚した。この夫は休暇中にメキシコで事故死する。愛人と一緒だったらしい。達郎と真反対の男前でした(これは蛇足)
— ルナ (@lunacchii) June 15, 2015
山下達郎も認める吉田美奈子の才能
吉田美奈子は、山下達郎や竹内まりやと比較すると、一般知名度はそこまで高くありません。
しかし、山下達郎が、「日本一歌がうまい」と言うほど惚れ込むだけのことはあって、非常に才能豊かなアーティストです。
山下達郎と同様、シティ・ポップが再評価されている今、見直されている人物の1人でもあります。
ちなみに、山下達郎が公で認めたミュージシャンといえば、玉置浩二です。
「最も過小評価されているアーティスト」と賛辞を送っています!
対談で明かされた吉田美奈子への信頼
山下達郎の相棒としては、ニューヨークに山下達郎がレコーディングに行く際、作詞の吉田美奈子が同行していたことを二人との対談から明かされています。
もちろん彼女であることも理由になっている可能性がありますが、共同作業者としても欠かせないパートナーでした。
山下達郎のほうで曲ができず、レコーディングをするその日になって作詞を吉田美奈子に頼む。
かなり無茶なアルバム制作のようで、2人が恋人で信頼関係がなければ、かなり難しいと思えるエピソードです。
また、「ぼくは人の介入を本質的に受け入れない天才肌の人を二人知っている。矢田顕子と吉田美奈子なの」とも語っています。(季刊渋谷陽一『BRIDGE』CUT1995年4月増肝臓、対談・吉田美奈子×山下達郎)
山下達郎の吉田美奈子への信頼の高さが伺えますね。
ラッツ&スターら、多くのアーティストにカバーされる「夢で逢えたら」を最初にレコーディングしているのも吉田美奈子。
本日はこちらから🌞
吉田美奈子『夢で逢えたら』もう本当にたくさんのアーティストが
カバーしていますが、一番最初に歌ったのは吉田美奈子さんみたいです🎤作詞作曲は大滝詠一さん、素晴らしい🌈 pic.twitter.com/wCGzNNipNT
— akira(あっくん) (@rhodes830) July 26, 2020
作詞作曲・プロデュースの能力だけでなく、歌唱力でも高い評価を受けるアーティストです。
FLAPPERを聴く。ジャズもポップスも同じディナーテーブルにあって、ファンクもバラードも次々と運ばれてくる。他の歌手だと散漫になりそうだけど、吉田美奈子さんが歌えば、絶妙に調和した極上のディナーコースが目の前に。どんな曲調よりも、その歌唱の印象が優先される。不思議だなー。 #吉田美奈子 pic.twitter.com/VkBhJpRCu4
— SHIN之助 🎧🎶 (@samura11111111) June 23, 2019
山下達郎らと時代をつくった吉田美奈子の代表的な作品
吉田美奈子の1980年発表アルバム『モノクローム』は、
山下達郎らと日本のポップスを盛り上げてきた代表的な作品です。
レビューにも、
- 日本一うまい歌手の名盤!
- 卓越した歌唱力はこの世のものとは思えない!聴く人を別世界に連れて行く!
- 魔性の歌声!
など称賛の声が多数で、不朽の名作です!
山下達郎が吉田美奈子と交際同棲していた?名コンビの関係を対談やエピソードまとめ
山下達郎が吉田美奈子と交際同棲していたのか、ふたりの関係を対談やエピソードからまとめました。
山下達郎の音楽に対するこだわりの強さは、誰もが知っているところでしょう。
生涯の伴侶に選んだ竹内まりやといい、元彼女の吉田美奈子といい、交際する女性も音楽センスの塊です。
音楽方面での共同作業者としての信頼や愛情が、エピソードや対談から伺えました。
現在の山下達郎や吉田美奈子から、当時の交際について暴露される可能性は極めて低いでしょう。
まだ山下達郎がヒットする前の出来事ですし、あまり詳しくわからないほうがいい世界なのかもしれません。
今の山下達郎の音楽に大きな影響を与えたとも思われますが、すべては過去の話です。
でも、才能豊かな二人が影響しあいながら、つくった作品はこれからも、いつの時代にも愛されるでしょう!