オタクとファンの違いとは?どう使い分けるのか解説!

オタクとファンの違いとは?何かを好きということでは共通の言葉です。似たような意味で使われることも多いですが、どのように使い分けられているのでしょうか?

オタクとファンの違いはジャニーズやアイドルでもあるようです。オタクと名乗る人もいればファンと名乗る人も。その境界線はどこにあるのでしょう?

今回は、オタクとファンの違いや使い分け方について調査します!

オタクとファンの違いとは?

以前は、ネガティブなイメージだったオタク。現在は、市民権を獲得し、使いやすくなりました。そういった背景もあり、ファンとの境界線がわかりづらくなったように思います。

元々オタクとは、サブカルチャーの愛好者を指す言葉で、アニメ・漫画・ゲームなどを趣味としている人に対して使われていました。ですが、いつしか特定の事柄に異様なほどに熱中している人を指すように。

一方、ファンとは、特定の人物や物事に好意を持っている人を指します。必ずしも熱狂的ではないとされています。

この意味を前提にオタクとファンの違いをみていきましょう。

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違い①:オタクとファンの語源

「オタク」と「ファン」は、今では似た言葉として使われることが多いですが、語源を調べてみると、まったく違うものでした。

オタクの語源

オタクの言葉の由来は、1970年代にサブカルチャーが好きな人が二人称として「お宅は~」と呼び合っていたことにあります。その頃は「お宅族」「オタッキー」「オタッカー」と呼ばれていました。

オタクという言葉の生みの親は、コラムニストの中森明夫さんだと言われています。1983年に連載していた「漫画ブリッコ」のコラム「『おたく』の研究」がきっかけです。
その中で、コミケやアニメ大会に参加する「お宅さぁ」と呼び合うネクラマニア少年達を「オタク」と蔑称しました。このことから、偏見の目で見られるネガティブなイメージが付いたのです。

また、広く「オタク」という言葉が使われるようになった一因として、「超時空要塞マクロス」が関係しているとも言われています。制作スタッフの若手の一部がオタクと呼び合っており、それを主人公の台詞に反映させたのだとか。

オタクという言葉は、外見的特徴と二人称としてのコミュニケーション代名詞が元になっていました。

ファンの語源

「ファン」とは、熱狂的なを意味する「fanatic」の略です。1920年頃から日本で使われるようになりました。
松竹が映画事業に乗り出すために招聘したヘンリー・小谷さんがアメリカから持ち込んだそうです。元々は、英語用語の一つ。

「fanatic」とはラテン語が語源で、「神殿で神がかりになって狂乱する」という意味です。
このことより、元々の「ファン」とは熱狂的であること、熱心であることという定義になっていったのでしょう。

「オタク」と「ファン」は、言葉が誕生した時点では全く違うものだったのがわかります。ですが、メディアの拡大、SNSの発展により、二つの言葉の意味が近くなっていったようです。

違い②:オタクとファンの消費意欲

オタクでもファンでも好きなものや人ができると消費意欲は上がります。ですが、その割合はオタクとファンでは違いが!

まずオタクは、趣味に対して深く追求するため、消費意欲も高いです。
ある消費者アンケート調査では、アイドルオタク年間10万以上、コスプレ6.8万、鉄道模型6.3万という結果が出ています。また、対象物に使う時間の割合も極端に高いです。
つまり、オタクというのは、好きなものに対してとことん追及することを生きがいにしているのです。

一方でファンは、メディアやファンクラブなどから情報収集する、作品を鑑賞するというのが中心です。オタクと同じく消費意欲は高くなるものの、生活のすべてを好きなもののために使うということはしません。

オタクとファンだと、好きなものに対しての追及の度合いは、オタクの方が圧倒的に高いということがわかります。ですから消費意欲も違うのです。

違い③:オタクとファンの熱中度合い

オタクとファンとでは、好きなものに対しての熱中度が違います。

オタクは前述の通り、とことん追求するという特徴があります。夢中になりすぎるあまり、対象物への知識が専門家レベルまで蓄積されていることも。
また、熱中度合いがとても高いので、コミュニティやグループへの参加は必須です。
評論家の岡田斗司夫さんも「参加した人同士で深く交流することで、独自の文化を作り上げることができる」と言われています。
仲間意識も高いですよね。
一つの物事にのみ興味関心があるので、なかなか別のものに目移りしないという特徴も。

ファンはというと、夢中になっても深堀しません。つまり、愛好者のレベルです。
なので、ファンである人は一般の人から受け入れられやすく、自分たちも受け入れてもらおうという気持ちがあります。
オタクよりも敷居が低いイメージですね。
ファンは興味関心が他のものにも向きやすいので、目移りしやすいのが特徴です。

ただ、熱狂的なファンというのはオタク寄りになります。神のごとく崇拝するので信者とも呼ばれています。なので、熱中度合いはオタクに近いです。

オタクとファンの違いをどう使い分ける?

オタクの敷居が低くなってきた現在。5人に1人はオタクであるとも言われています。これは、オタク市場がサブカルチャーだけにとどまらなくなったことが原因でしょう。
このことから、ファンとの境界線もわかりにくくなっているのではないかと感じます。

そんな中、ジャニーズとアイドルでは、オタクとファンという言葉が使い分けられているようです。どのように使い分けられているのでしょう?

【ジャニーズ】オタクとファンどっち?

ジャニーズのオタクとファンの違いとは、どちらとも熱狂的なファンではあるのだけど、オタクの方がよりマニアックであるとされています。ジャニーズオタクはジャニオタと略されます。

ジャニーズオタクは、コンサートで全国を行脚したり、CDやグッズは全種類揃えます。もちろん観賞用・保存用・布教用と複数買いの人も!
また、コンサートに行く際は、手作りのうちわやボードを持って行きます。
ジャニオタになると、仕事を休んででも地方に駆け付けるのだとか。とことん追求していますね!

またジャニオタ用語というのもあります。ファンの愛称などオタクでないとわからないような用語がたくさんあり、これがわかる人はジャニーズオタク確定ですね!

ジャニーズファンというのは、熱狂的ではあるものの、ここまではしないのだそう。何年も同じ人を好きというのはオタク寄りになるようです。

つまり、同じファンでも本気度が高く、ファン活動に命を懸けている人はオタク、普通に好き程度ならファンと使い分けられています。

【アイドル】オタクとファンどっち?

アイドルに関しても、オタクとファンの境界線というのは存在するようです。

元々、アイドルに対して熱狂的に熱中している人もオタクと呼ばれていました。1970年代から今でいうオタ芸も見られました。オタ芸という言葉は2000年代に認知されるようになったそうです。

また、アイドルオタクは、「ドルオタ」と略されます。元々「ドルオタ」とは、女性アイドルに対して使われることが多かったそうです。最近は、男女関係なく使われることも多くなってきています。

ドルオタの中でも影響力があるオタクのことを、トップオタの略として「TO(ティーオー)」と呼びます。コンサートでコールを取ったり、独自のファンイベントを企画したり、ファンのまとめ役となっている人です。

ドルオタも熱狂的であり、コンサートのチケットやグッズなどに対し、お金を使うことに抵抗がありません。
アイドルにもファンの愛称というのがあります。もちろんそれを知っていれば立派なオタクといえるでしょう。

アイドルファンは、やはり、趣味として応援しているくらいに好きというライト層です。

ジャニーズと同じく、熱量の違いがオタクとファンを使い分けるポイントになります。

オタクとファンの違いとは?どう使い分けるのまとめ

オタクとファンの一番の違いは、好きな対象への熱量の度合いであると言えます。
生きがいになるほどに追及していたらオタク、ただ好きというだけならファンと使い分けられるでしょう。
また、対象になる人や物事に対して、消費意欲が高いのもオタクの特徴と言えます。

オタクとファンの違いはジャニーズやアイドルでも同じことが言えます。
オタクであれば全国ツアーを行脚したり、CDやグッズなどを全種類買い集めたり。
それに対しファンは、欲しいものだけにお金を使います。
また何年も好きな人が変わらないというのもオタクの特徴になりますね。

熱量の度合いがオタクとファンの違いになりますが、好きという気持ちは一緒です。
その気持ちを大切に、ファン活動を楽しんでくださいね。

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