たくさんの商品を買う、売ることができるフリマアプリにメルカリがあります。
なぜなら、誰でも簡単に購入者・販売者になれるからです。
実際、メルカリを使い、品物を売買している人は大勢います。
しかもメルカリには購入者・販売者に安全と安心を保証するため、本人確認をする仕組みがあります。
メルカリの本人確認にどのくらいの時間がかかるのか、本人確認をしないとどうなるかについて調査しました。
Contents
本人確認しなくても売買可能
本人確認をせずに商品の売り買いをメルカリで行うことは可能です。
メルカリで商品の売り買いに必要なのは、本人情報の登録になります。
商品をメルカリで売り買いしたいのなら、本人情報の登録だけは必ず行ってください。
なお、メルカリの本人確認を無視しても商品の売り買いには問題ありません。
しかし、本人確認を無視すると
デメリット | メリット |
利用制限がある | 売上金の振込申請期限がなくなる |
売上金の振込申請期限が180日 | 売上金で直接買い物ができる |
売上金が使用できない | 支払い用銀行口座の登録・残高へ入金できる |
銀行口座からのチャージができない | メルペイスマート払いが利用できる |
出品制限がある |
というデメリットとメリットがあります。

本人確認時間は平均2~3日
https://twitter.com/kahoand0524/status/1539278115314475008
このツイートのように本人確認にどのくらいの時間がかかるのか疑問に思う方もいます。
結論から言うと本人確認が完了する時間は平均2~3日。
本人確認に必要な書類は表のとおりです。
メルカリの本人確認に必要な書類一覧 |
|
保険証 | 特別永住証明書 |
運転免許証 | 在留カード |
年金手帳 | 福祉手帳 |
があります。
「アプリでかんたん本人確認」の場合はマイナンバーカードも使用可能。
また、申請から5日以上が経過しても本人確認について連絡が無い場合は、メルカリの運営に直接連絡を入れて確認するといいでしょう。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
日数がかかりすぎるトラブルも
メルカリでは本人確認に日数がかかりすぎてこのようなトラブルがありました。
メルカリで本人確認のためとして利用制限になり、免許証などを提出しても確認が取れず、売上金が一時的に失効。
身近なフリマアプリであるメルカリでのトラブル。
特にお金に関するトラブルですので、怒りよりも呆れの声をあげる人も多いです。
どうやら、本人確認を強化したことにより、確認の審査に時間がかかってしまい、メルカリを利用していた人の売上金が一時的とはいえ、失効してしまうというトラブルがありました。
メルカリを利用する人の安全のためとはいえ、売上金が失効してしまうというトラブルは、メルカリに対する不信感を抱いた方は多いでしょう。
本人確認済バッジが表示
メルカリにはある一定の基準を満たしている利用者には本人確認済バッジがプロフィールなどに現れます。
本人確認済バッジの所持は、メルカリで売り買いをする人が安心して取引ができる相手を探す判断材料になることも多いです。
みなさんもメルカリで商品を売り買いする時は、ぜひ参考にしてはどうでしょうか。
本人確認済バッジを取引の相手が持っているからといって必ず安全な人物だとは限りません。
あくまでも判断材料の1つとして、考えてください。
本人確認済バッジを所持していても「あやしい」と感じる人との取引は悪質な詐欺被害にあう恐れも。
さらに詳しくメルカリの本人確認済バッジについて知りたい方は、以下のサイトをご覧下さい。
参考:メルカリ 本人確認済バッジ
本人確認しなかった場合のデメリット
メルカリで本人確認しなかった場合のデメリットについて解説していきます。
結論から言うと、商品を売る側の人物に対してのデメリットが多いです。
商品を買うのみの人には、そこまでデメリットを感じない制限かもしれません。
- 売上金の振込申請期限が180日
- 売上金はそのままでは使用できない
- 銀行口座からのチャージができない
- 出品制限
下の項目でさらに詳しく解説していきます。
利用制限
メルカリでは年々、悪質な販売者を取り締まるため、本人確認の強化や利用制限を行うことが増えました。
特に2022年からは、本人確認をしていないと急にメルカリでも売り買いができない等の利用制限がかかってしまいます。
本人確認をせずに、メルカリで利用制限がかかった場合は直ちに本人確認をすることで利用制限が解除される場合が多いです。
また、違反行為をしていない、本人確認もきちんと済ませたのにメルカリに利用制限がかかってしまう場合はメルカリに直接連絡してください。
売上金の振込申請期限が180日
メルカリでは、本人確認をしないままだと売上金の振込申請期限が180日になってしまいます。
申請期限が切れると売上金は自動的に、自身がメルカリで登録した銀行口座に振り込まれるそうです。銀行口座に振り込まれる場合は、手数料として200円(どの銀行口座でも同様の手数料)
あまり売上がない時に手数料の200円は大きいと考える方は多いでしょう。
売上金はそのままでは使用できない
メルカリでの売上金で他の商品を購入することはできません。
売上金で他の商品を購入するためにはメルカリ独自のポイント(1P=1円)を買い、そのポイントを使い商品を購入することになり、手間がかかります。

銀行口座からのチャージができない
メルカリの本人確認を行わないと銀行口座からのチャージができません。
商品を売るだけでなく、積極的に買いたい人にとっては少々不便に感じる点です。
出品制限
本人確認をしないと売りたい品物を出品できないという出品制限がかけられます。品物を売りたい時に出品できないのは非常に心苦しいことです。
すぐにでも品物を売れる状態にしたいのなら本人確認を行うことで出品制限を受けることはありません。
違反行為があった場合は当然、本人確認をしていても出品制限がかかります。
不便だけどしなくても問題ない
メルカリでの本人確認をしなくても基本的に、商品の売り買い自体は自由にできます。
- あまり自分の利益を気にしない人
- 主に商品を買うことを目的にメルカリを使用している人
は本人確認を行わなくても特に問題ありません。
本人確認するメリット
続いてはメルカリで本人確認をするメリットについて解説します。
本人確認行うことで以下のような恩恵を受けられ、メルカリでのやり取りをスムーズに行うことが可能です。
メルカリで本人確認をするメリット
- 売上金の振込申請期限がなくなる
- 売上金で直接買い物ができる
- 支払い用銀行口座の登録・残高へ入金できる
- メルペイスマート払いが利用できる
下の項目でさらに詳しく解説していきます。
売上金の振込申請期限がなくなる
本人確認行うことでメルカリの売上金が自動的にメルペイの残高になります。

売上金で直接買い物ができる
売上金が自動的にメルペイの残高になるため、メルカリでの売上金で欲しい商品を直接買うことができます。
メルカリ独自のポイントを購入せずに、商品を買うことが可能です。
メルカリ独自のポイントには有効期限(1年)があるため、有効期限を気にせずに商品を買うことでメルカリでの買い物に積極的になり、メルカリの市場も活性化します。
支払い用銀行口座の登録・残高へ入金できる
本人確認を行うと支払い用の銀行口座の登録・残高へ入金できます。
自分の銀行口座から直接チャージできるため、本人確認をする前よりもメルカリでの買い物がさらに楽になります。
メルペイスマート払いが利用できる
本人確認を行うことで、商品を購入した金額を翌月、一括して支払いできる仕組みがメルペイスマート払いです。
任意になりますが、定額払いもできます。
メルペイスマート払いは、メルペイが利用できる店やサービスでいつでも簡単に買い物ができ、普段の買い物がとても楽です。
まとめ
メルカリの本人確認をしないとどうなるか、購入のみなら必要か、本人確認にどのくらいの時間がかかるのかまとめました。
- 本人確認をしなくても商品の売り買いは可能
- 本人確認が完了する時間は平均2~3日
- メルカリで商品の購入のみなら本人確認をしなくても良い
- 本人確認をしないと商品を売る場合は、少々不便
メルカリは、商品を買う側と売る側、どちら側でも安全に取引できるように本人確認をすることをすすめています。
しかし、最終的に本人確認を行うのはメルカリの利用者の自由。
少しでも、メルカリで買い物を楽しめるようになるといいですね。