キレイライン矯正はガタガタの歯や出っ歯などで、治療できない人もいるのでしょうか?
キレイライン矯正は、ガタガタな歯・出っ歯・すきっ歯・八重歯などにも多数の症例実績があり、様々な歯並びに対応できます。
ただし、歯並びは千差万別なので、もちろん中には難しい症例もいくつかあります。
また、キレイライン矯正は上下の前歯12本に特化した歯列矯正のため、奥歯の矯正には対応していません。
今回は、キレイライン矯正ができない人や対応可能な症状・注意点などをあわせて調査します!
※キレイライン矯正は保険適用外の自由診療となります。
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Contents
キレイライン矯正できない人

以下に当てはまる場合、キレイライン矯正ができない人、あるいは治療が難しい可能性があります。
歯の症状 | 矯正可否 | 代替え案 |
奥歯の矯正 | × | ワイヤー矯正治療など |
抜歯を伴う矯正 | △ | 症状が強くどうしても必要な場合は行うこともあるが要相談 (抜歯はキレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではなく、患者様のご要望や症状により歯科医師の判断のもと行われるクリニックによる追加治療です。対応していないクリニックもあります) |
下顎前突・反対咬合(受け口) | △ | 症状が強い場合は不可のため要相談。 不可の場合:外科的矯正治療対応の医院へ相談 |
開咬(前歯が閉じない) | △ | 骨格の作りが起因となる骨格性開咬は不可。 不可の場合:外科的矯正治療対応の医院へ相談 |
上下の歯で中心がずれている | △ | 症状が強い場合は不可のため要相談。 不可の場合:外科的矯正治療対応の医院へ相談 |
参考元:公式HPよくある質問
矯正可否が△となっているものはキレイライン矯正の対象になっていますが、症状の程度によっては対応できないことがあります。
対応できないこと
キレイライン矯正は、マウスピースを使って行う歯列矯正です。
上下各6本ずつの前歯12本を矯正対象としているため、以下の場合はキレイライン矯正の適応となりません。
- 奥歯の矯正
- 抜歯を伴う歯を大きく動かす必要のある治療
抜歯・拡大床・削るなどの治療は、キレイライン矯正ではなく各クリニックでの治療となります。
対応可能な処置はクリニックによって異なるため、初回検診時に歯科医師へご相談ください。
※抜歯、拡大床、歯を削る処置などの追加治療には別途料金がかかります。これらはキレイライン矯正の一環ではなく、患者様のご要望や症状により歯科医師の判断のもと行われる「クリニックによる追加治療」です。詳細は、提携クリニックに直接ご確認ください。
キレイライン矯正が向いている人

- 軽度~中程度の症状
- 前歯を矯正したい
- 審美性を求めている
- ホワイトニングもしたい
歯並びは人の印象を左右することもあり、人と接する際にコンプレックスを感じている方もいるのではないでしょうか。
実際に歯列矯正をしたことで、「自信を持てるようになった」「思いきり笑えるようになった」と気持ちが明るくなる傾向があります。
また、キレイラインは歯列矯正と一緒にホワイトニングも対応可能なので、審美性を求める方には特におすすめです。
キレイライン矯正の料金には、ホワイトニング剤最低1本が含まれています。
ただし、16歳未満の方へのホワイトニングは推奨しておらず、年齢によってはホワイトニング剤のお渡しをしていない場合もあります。
対応可能な症状
キレイライン矯正は、ガタガタした歯並びやすきっ歯など、多くの症状に対応しています。
以下は、対応可能としている歯の症状一覧です。
歯の症状 | 矯正可否 |
ガタガタした歯並び・八重歯 | 〇 |
上顎前突(出っ歯) | 〇 |
空隙歯列弓(すきっ歯) | 〇 |
受け口 | △ |
開咬(前歯が閉じない) | △ |
上下の歯で中心がずれている | △ |
過蓋咬合(嚙み合わせが深い) | 〇 |
※受け口、中心のずれは症状が強いと適応にならない場合があります。
※骨格性の開咬(上下の前歯に隙間がある)の場合は、治療適応外となります。
※骨格的な問題がなくても、お口の中の状態によっては「中心のずれ」を治すことは難しい場合があります。「中心のずれ」にはさまざまな原因があり、ワイヤー矯正など他の矯正治療においても一般的にその修正は困難な場合があります。
※対応可能な症状でも、度合いによってはキレイライン適応外となる場合があります。
また、症状が同じでも治療期間や費用に関しては、かなりの個人差があります。
過去の症例を見て参考にしたい方は、公式ページの症例一覧で多数の症例を確認することができます。
注意点
キレイライン矯正を行う際、以下の注意点があります。
- 治療期間は症状によって異なる
- 装着時間を守る
個人差があることを理解したうえで根気よく行っていくことで、理想の歯並びを目指せます。
治療期間は症状によって異なる
キレイラインの治療目安期間は、約5カ月~1年3ヶ月ほどです。
ただし、矯正の度合い・歯の動き易さなどによる個人差が大きいので、あくまで目安の期間となります。
キレイライン以外の治療が必要だったり、予定よりも矯正に時間がかかることもあるため、治療期間は症状を見ながら歯科医師と相談しながら進めていくことになります。
また、せっかく歯並びがキレイになってもそこで矯正を止めてしまうと、歯が元に戻ってしまう事があります。
そのため、キレイな歯並びをしっかりと定着させるための「保定期間」は別途必要です。
保定期間にも個人差がありますが、リテーナーと呼ばれる保定装置を2年程装着することがおすすめです。歯は加齢などにより一生動き続けるため、できる限り長い間リテーナーをつけるのが良いでしょう。
装着時間を守る
キレイライン矯正は、最低でも20時間以上の装着が必須となります。
1日24時間の内ほとんどの時間となるため、基本的には食事や歯磨きの時間以外はつけっぱなしという事になります。

また、虫歯や歯周病を防ぐためにも、歯磨きなどで口腔内を清潔に保つことも大切です。
まとめ
キレイライン矯正は、ガタガタの歯やすきっ歯など多くの症状に対応している歯列矯正ですが、中にはできない人、治療が難しい場合もあります。
以下の場合はキレイライン矯正だけでの歯列矯正はできません。
- 奥歯の矯正
- 抜歯を伴う歯を大きく動かす必要のある治療
また以下の場合は、症状の程度によっては治療できない人もいます。
- 受け口
- 開咬(前歯が閉じない)
- 上下の歯で中心がずれている
まずは初回検診で歯科医師に相談すると、自分の歯がキレイライン矯正に適応しているのか、期間や費用の目安などを知ることができますよ♪
(初回検診には3,300円(税込)~の費用がかかります。金額はクリニックにより異なりますので、予約画面にてご確認ください。)
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