ChatGPTの登録をする際に、電話番号認証ができない事象について解説していきます。
ChatGPTのアカウントを作成するには、メールアドレスと電話番号の2段階認証が必要!
いまネット上では、認証コードが記載されたSMSが届かず「SMS認証ができない」「電話番号認証ができない」といった困惑が多発している模様。
そこで困った事象を解決すべく、以下の内容についてまとめました!
ぜひ参考にしてみてください。
- 電話番号認証できない原因
- 電話番号認証できないときの対処法
- ChatGPTの使い方
- ChatGPTを利用する際の注意点
Contents
ChatGPTで電話番号認証できない原因は6つ
電話番号認証できない事象の主な原因は以下の6つが挙げられます。
- 規制されている国番号
- IP電話
- スパム・ブロックフォルダに分類
- 海外から受信できない設定
- 回線の混雑
- SMSを見落としている
ChatGPTに登録する際の手順としては
- 「Verify your phone number」の画面で、電話番号の登録
- 「Send code」をタップして認証コード記載のSMSを受け取る
この操作上でエラーやコードが届かずに認証できないといった事象が多発。
ChatGPT、セットアップまではしたものの、SMSから届いた認証コードを入れてもエラーが出るWhy?挙句の果てに3回目の電話番号入力で「電話番号を確認できませんでした ~ ヘルプセンターからお問い合わせください」(日本語訳)のエラーが出るWhy?により先へ進めないOh My God!
— 189系快速奥多摩・秋川号 (@horifp) May 4, 2023
また、SMSを何度も送信していると次のエラーが表示されてしまうケースも。
You’ve made too many phone verification requests. Please try again later or contact us through our help center at help.openai.com.
原因①:規制されている国番号
Chat GPTいじってみたいのに、電話番号の認証があって、中国選んだら「君の国では使えない」って出てくる。。
日本にいる誰かに認証手伝ってもらわないといけないか。。😩— Keisuke.S (@ksk10mmkch) April 8, 2023
国によって利用制限されているChatGPT。個人情報の収集・処理に関してやプライバシー法に違反することを懸念されるとして国が規制しているケースも見受けられます。
中国の他にもChatGPTが規制されている以下の国々。
- イタリア
- 香港
- マカオ
- イラン・イスラム共和国
- アフガニスタン・イスラム共和国
- バングラデシュ人民共和国
- シリア・アラブ共和国
- エチオピア連邦民主共和国
- スーダン共和国
- チャド共和国
- ジンバブエ共和国
- ソマリア連邦共和国
- カメルーン共和国
- 中央アフリカ共和国
- ブルンジ共和国
- エリトリア
- カーボベルデ
- リビア
原因②:IP電話
IP電話とは、050から始まる電話番号です。
インターネット回線を用いた電話のため、OpenAI側で電話番号から利用者の国が日本であることを判断できず弾かれてしまうケースに該当し、電話番号認証されないという事象です。
原因③:スパムやブロックフォルダの中にある
SMS認証上手く行かないなと思ってたら、メッセージアプリのスパムフォルダに来てた💦で、気づいたときは時すでに遅し、何度も電話番号を入力していると不正アクセスと勘違いされてブロックされるという…一連の作業をPCからやっていてだめになったので、スマホ回線でやってみたらあっさり認証出来た!
— エヌヒデ (@HDK_0380) May 3, 2023
「スパム」・「ブロック」フォルダなどに分類されている場合、うっかり気付けずに何度も送信し続けてブロックされてしまう事象も起こっています。
特にAndroidユーザーにおいてはChatGPT(OpenAI社)からのSMSが、迷惑SMSとして「スパム」や「ブロック」フォルダに分類されるケースが多発。
原因④:受信設定
海外からのSMSを受信しない設定になっている場合も考えられます。
念の為、SMSの受信設定も確認しておくといいでしょう。
理由⑤:回線の混雑
ChatGPT側で回線が混雑していたり、障害が発生していた場合も該当します。
こういったケースによっても、エラーやコードが届かないという事象が発生し得るため、その可能性が考えられる場合は、少し時間帯をずらしてから再度試してみるようにして解消できることも。
理由⑥:SMSを見落としている
現時点でSMSが届く内容には「ChatGPT」という単語は含まれていません。
以下のような文面のSMSが届きます。
あなたの OpenAI API 認証コード:○○○○○○
電話番号認証できない時の対処法一覧
電話番号認証できない時の対処法を一覧表にしましたので、該当する事象ごとにお試しください。
状況 | 対処法 |
---|---|
SMS認証コードが届かない |
|
ChatGPT側の障害 |
|
ブラウザのバグ・不具合 |
|
スマホのバグ・不具合 |
|
通信状態の問題 | 通信状態を改善する
|
エラー: ChatGPT is at capacity right now |
|
エラー: The user already exists |
別のメールアドレスを使用する |
ChatGPTの始め方
ここではChatGPTを実際に始めるための登録手順と、登録完了後の始め方をそれぞれご紹介していきます。
- 公式HPにアクセス
- 登録方法を選択
- パスワードを登録
- 氏名入力
- SMS認証
- 登録完了
ChatGPT登録手順
こちらから「Sign up」をクリック。
【Email address】とあるテキストボックスにメールアドレスを入力。
その下にある【I’m not a robot】(私はロボットではありません)にクリックし✅を表示。
reCAPTCHAによって下図のような画面が表示され、指示通りに操作【VERIFY】をクリック。
入力したメールアドレスを確認し、reCAPTCHAによる確認ができたら【Continue】をクリック。
OpenAI アカウントに設定する8文字以上のパスワードを入力し、【Continue】をクリック。
【Verify your email】と表示された先ほど入力したメールアドレスの受信ボックスを確認。
OpenAIから届いた「OpenAI – Verify your email」といった件名のメッセージを選択し、【Verify email address】をクリック。
氏名を入力し、【Continue】をクリック。
電話番号を入力し、【Send code】をクリック。
ここまでの操作が正常に行われるとOpenAIからSMSが送られ、認証コードを確認。
SMS認証コードを赤枠テキストボックスに入力。
ChatGPTの始め方
初回ログイン時には【Next】をクリック。
【Done】をクリック。
赤枠内に質問等を入力して送信マークをクリック。
その後すぐに質問内容に応じた回答が表示されます。
ChatGPTを始める際の注意点
ChatGPTを始めるにあたっての注意点は以下の3つ!
- 個人情報は入力しない
- 著作権の侵害
- 過信・依存しない
個人情報は入力しない
ChatGPTを利用する際、個人情報・機密情報などは入力しないように注意が必要です。
そもそもChatGPTは学習したデータを反映させる仕組みのため、過去に入力されたデータをOpenAIのサーバーに保存される可能性や、他者への反映に使用される危険性も考えられるからです。
著作権の侵害
ChatGPTが生成する文章においては、参照したデータに基づき反映されています。
そのため、既存の著作物と酷似した文章生成がなされることも多くあり、著作権の侵害にあたる可能性も高いといえます。
それは非常に危険であるため、生成された文章をそのまま利用するのは避けましょう。
過信・依存しない
ChatGPTは高精度な文章生成が世界的評価を得ていますが、必ずしも正確であるとはいえません。
特に最新の情報や専門的分野においては、決して過信することのないよう事実確認を行うことが重要です。
また、便利すぎるゆえChatGPTに依存しすぎてしまうと、想定されるリスクに対応できなくなる可能性もあるので十分に注意したいところです。
- ユーザー数増加による一時的な「サーバ混雑・停止」
- 法律改定・利用規約の変更などに伴う「サービスの利用制限」
ChatGPT公式アプリはない
こういった声も多数ありますが、現時点で公式アプリはリリースされていません。
Webサービスに限定し、敢えてアプリを提供していないのは、OpenAI社の戦略でもあると言われています。ChatGPTはパソコンに限らず、iPhone・Androidの両方に対応しているので、ブラウザ経由で誰でもスマホ・タブレットから利用可能です。
API経由の非公式アプリはある
ChatGPTは他のアプリと連携できるAPIを提供しているので、開発者がAPIを利用してスマホアプリを作成することが可能です。
そのため、ChatGPTを使用できる非公式の日本語アプリは既にいくつか存在しています。ただ中には広告表示や、質問回数の制限、有料契約を迫られるなど使用感が好ましくないケースも。
その点でいうと、日本語対応の「AIチャットくん」はChatGPTへの登録は不要で、広告表示なく利用できて便利です。
ChatGPTのAPIについてもっと詳しく知りたい方は、>>ChatGPTのAPI料金・支払いを併せてご覧ください。
まとめ
高性能対話AIとして話題沸騰中のChatGPT。
アカウント作成時の電話番号認証ができない件について、その原因や対処法を解説しました。
登録手順と始め方もまとめたので、これからChatGPTを利用したい方の参考にしていただければと思います。
もしもChatGPTの登録が面倒な方は、まずは手軽な非公式アプリを利用してみてはいかがでしょうか。