日本語対応の公式ChatGPTアプリがついにリリースされました。
アプリは無料で利用でき、音声入力も可能です。
アプリストアには、ChatGPTに似せたロゴや名前のアプリが複数存在しますので、本物との見分け方を解説!
中には悪質な、偽アプリもありますので、誤ってダウンロードしないよう注意してくださいね。
Contents
ChatGPT公式アプリがリリース!(iOS版)
2023年5月18日に米国で先行配信されていたChatGPT公式アプリが、2023年5月26日に日本でも利用可能になりました。
アプリは日本語対応しており、無料で利用できます。(アプリ内課金あり)
使用感や操作方法は、Web版ChatGPTとほぼ同じで使いやすく、Web版にはなかった音声入力も可能になっています。
現在はiOS版のみですが、じきにAndroid版もリリースされる予定です。
OpenAI社が提供しているアプリが本物!
アプリストアにはChatGPTの類似アプリがいくつも存在しますが、OpenAI社が提供するアプリが正規のChatGPTアプリです。
アプリ名は「ChatGPT」。
中には悪質な酷似アプリもありますので誤ってダウンロードしないよう、次の3点が正しいことを確認しましょう。
- ロゴ
- アプリ名:ChatGPT
- デベロッパ:OpenAI
ChatGPTアプリの始め方
ChatGPTアプリを始めるには、公式アプリをインストール後に、OpenAIのアカウント登録が必要です。
アプリインストール後、初めてアプリを開くと次のような画面が表示されます。
既にOpenAIのアカウントをお持ちの方は「Log in」ボタン押下し、ログイン情報入力。その後すぐにChatGPTの質問画面に遷移します。
作成が済んでいない方は、Appleアカウント、Microsoftアカウントまたはメールアドレスをにて、OpenAIのアカウントを作成しましょう。
作成方法は、>>ChatGPTの登録手順8ステップで解説しています。Web版で登録手順を説明していますが、スマホ版でも表示画面や登録の流れは同じです。
アプリ利用開始時しておくべき設定2つ!
ChatGPTのアプリの利用開始時に、しておくと良い設定が2つあります。
- 音声入力の設定
- 学習の設定
一つずつ解説します。
音声入力の設定
アプリ利用開始時にしておくと良い設定1つ目は、音声入力をONにすることです。
ChatGPTアプリは音声入力が可能です。
音声入力をONにしておけば、Siriに訊ねるように、日常で気軽にChatGPTを利用することができます。
設定方法は簡単で、2ステップでできます。
- 右下にある波形ボタンをタップ
- 「”ChatGPT”がマイクへのアクセスを求めています」と表示されるので、[OK]をタップ
以上で準備完了です!
あとは、画面下部のタップボタンを押下することで、音声入力が可能になります。
ChatGPT利用のハードルが低くなるので、音声入力はおすすめです!
学習の設定
アプリ利用開始時にしておくと良い設定2つ目は、自分のチャットを学習させるか否かを選択することです。
自分がチャットに投げた質問を、ChatGPTの学習に利用されたくない場合は、設定をOFFにする必要があります。
設定は以下の、3ステップでできます。英語表記で抵抗を感じるかもしれませんが、やり方はとてもシンプルです。
- 画面右上の[…]ボタンをタップし、表示された3つのカテゴリーのうち[Settings]をタップ
- Settings画面が開くので、[Email]の3つ下にある[Data Controls]をタップ
- [Chat History & Training]という項目のスイッチがONの状態で表示されるので、スイッチをOFFに切り替えます
以上で完了です!
上記の設定を行えば、以降入力したチャット内容はChatGPTの学習に利用されなくなります。
ChatGPTに似たアプリ
アプリストアでChatGPTアプリを検索すると、次のような類似アプリが表示されます。
ChatGPT公式アプリ | ChatGPT類似アプリ |
|
etc… |
どのアプリもChatGPTとアプリ名が似ており、ロゴも似通ったものが多いです。
数あるChatGPT類似アプリの中には、OpenAIが提供するAPIを組み込んで作成されたChatGPTに似た性能を持つアプリもありますが、多くのアプリは中身が不透明で、回答の性能がどの程度かも不明です。
ダウンロード前には、怪しいアプリではないか評価や口コミなどをしっかり確認した方が良いでしょう。
悪質なアプリの中には、3日間のトライアル使用後に課金された例や、ChatGPTよりも高額な料金設定がなされていた例もあります。
ChatGPTのアプリについてQ&A
ChatGPTアプリについて、気になることをQ&A形式でまとめました。
Android版公式アプリのリリース予定は?
Android版ChatGPT公式アプリは、近日中にリリースされる可能性があります。
ChatGPT開発元のOpenAIは公式サイトで、
「ChatGPTはもうすぐあなたのデバイスにやってきます。」
とAndroidユーザー向けて発表しています。
全世界のAndroidユーザーからの、公式アプリを心待ちにする声は大きいので、早急に準備が進められていることが予想されます。
スマホでもChatGPTは使える?
Android版の公式アプリはまだ出ていませんが、Web版ならばスマホからでも「ChatGPT」を利用することが可能です。
Android版ではChatGPT公式アプリがリリースされていない為に、様々な類似アプリやランキングが紹介されています。
類似アプリを使用する場合には、まずは信用できるアプリか口コミやレビューを確認しましょう。
またAIアプリは、使用している言語モデルによって回答精度が大きく異なります。
ChatGPTはGPT-3、GPT-3.5、GPT-4の言語モデルを使用していますが、類似アプリを利用する場合にも言語モデルを確認しておくと回答制度がどの程度か、ChatGPTと比較できて良いでしょう。
日本語に対応している?
ChatGPTは日本語対応しています。
Webサイトやアプリ画面は英語表記ですが、質問欄(Message欄)に日本語で質問を入力すれば、日本語で回答を返してくれます。
日本語以外にも、以下の言語に対応しており、今後も学習が進むことによって対応可能な言語は広がる可能性があります。
ChatGPTの偽物アプリがある?
ChatGPTにアプリ名やロゴを似せた偽物アプリはかなりの数存在します。
Googleは、悪質な類似アプリの削除を行なっていますが、それでも未だ類似アプリは後を絶えません。
再度繰り返しますが、iOS版公式アプリはリリースされており、公式のアプリ名は「ChatGPT」、デベロッパは「OpenAI」です。
そして、Android版公式アプリはまだ配信されていません。誤ったアプリをダウンロードしないよう注意しましょう。
ChatGPT以外に信用できるアプリはある?
ChatGPT以外にも、”大手企業が手がけている”という意味で信用できるAIアプリは存在します。
どちらも世界に認知されている大手企業の為、アプリの信用は会社の信用に関わるといっても過言ではないでしょう。
そういった意味で2社のアプリは信用でき、これまで培ってきた自社技術を活かして、今後もアプリを発展させていくことが予想されます。
Microsoft社のBingも、Google社のBardも、ChatGPT同様無料で利用でき、それぞれに異なる強みがあります。気になる方はぜひ試してみてくださいね。
まとめ
ChatGPTの公式アプリの本物はどれかについて紹介しました。
2023年6月時点で、ChatGPTのiOS版公式アプリはリリースされていますが、Android版公式アプリはリリースされていません。
iOS版 公式アプリ | Android版 公式アプリ |
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iOS版、Android版どちらのストアにも、類似アプリや中には悪質な偽アプリが存在しますので、アプリ名や配信元をよく見てからダウンロードを行ってください。