ギャンブル依存症になる人のほとんどが、「ギャンブルで借金なんてありえない!」と思っていました。
しかし、数か月後には給与全部を使い込んで借金を重ね、気づかないうちに廃人のようになってしまう可能性を秘めているところが、競艇の怖さです。
競艇によって人生が狂った人の末路を辿り、今のうちに抜け出すヒントをお伝えします!
Contents
競艇で人生が崩壊する可能性もある
競艇の怖さは、自分では気がつけないままに、ハマってしまうところにあります。
「自分は大丈夫」「いつか勝てる」という思い込みが、どんな末路を辿るのか。
気がついた時には、大切な人を傷つけ、失ってしまう可能性だってあるのです。
自分への過信と思い込みの先には、人生崩壊の危機が待っていました。
ギャンブル依存症
ギャンブルにのめり込むと、自分ではコントロールが効かなくなってしまう廃人状態に陥ります。
1日の大半はギャンブルの事を考えてしまい、仕事に集中できずに休むこともあるため、日常生活や社会生活にも支障をきたします。
生活費を使い込んだり、貯金にも手を出してしまう…やめたいのにやめられない…一度依存症になってしまうと、抜け出すことはとても大変です。
あなたも、暇さえあればテレボートを見るようになっていませんか?
それはすでに、競艇への依存率が非常に高い状態にあります。今すぐ、テレボートの解約を真剣に考えてください!
借金で消費者金融や闇金へ
競艇で借金をした経験があるという人は、実は珍しくありません。
安易に「勝って返せばいい」と考えるからです。
しかし、実際には負けることの方が多く、借金を返すことはできません。
借金を返せなくなると、ほかの消費者金融から借りて返すという、自転車操業をはじめてしまいます。
そして、消費者金融の限度額を迎えて借りられなくなると、最終的に闇金へ手をだしてしまうことに…。闇金は法外な利子が付くことが多く、借金はあっという間に膨れ上がってしまいます。
中には、利子で膨れ上がった借金が1,000万円にもなる人もいます。
1,000万円もの借金となると、毎月利子を返すだけで精一杯で、一向に減らないという事態にもなりかねません。
取り返しのつかない額になって、ようやく自分がギャンブル依存症だという自覚が芽生え、競艇の怖さを思い知ります。
家庭崩壊
競艇で給与が全部なくなった時、家族にバレないように、生活費を借金で補う人もいます。
しかし、膨らんでいく借金は隠しきれずに、家族にバレて家庭崩壊…となると大変です。
最後にこの話題で一言だけ。ほんとに青天井のギャンブルは怖いものだというのは理解しておいてほしいです。
僕の親族でも競艇でエグい借金をして家庭崩壊した人間がいます。本人も周りの人も本当に辛そうでした。
何事も自己責任だし、付き合い方次第です。くれぐれも無理なきよう…。— さばかん (@saba_slot) April 29, 2020
依存症の話を耳にする。競艇・競馬、公的医療保険も払わず家庭崩壊。保険証なきゃ一家困るよそりゃ。パチンコも含めてギャンブル依存で離婚に至った話など、20世帯に1世帯ぐらいの割合で聴くような気がする。#高知市
— パッパカ🐧Slava Ukrainii (@local_horse1) August 28, 2019
競艇は95%の人が負ける
競艇は、長期で見るとほとんどの人が負ける可能性が高くなっています。
生涯競艇を続けたとしても、収支がプラスになる人はごくわずかで、95%もの人が負けるとも言われています。
例え一時的に大きく当たったとしても、それ以上に賭けた金額の方が高く、“競艇はやればやるほど負けるもの”なのです。
国営ギャンブルは勝ちにくい
競艇を含む公営ギャンブルには、必ず運営が儲かる仕組みがあります。
競艇の場合は、売上の25%が先に運営に入り、残りの75%を的中者で分け合うというものだからです。
賭け主全体で考えると、払戻金は賭け金よりも少なくなっているため、必然的に勝ちにくく、負ける可能性が高くなります。
平均配当が少ない
競艇は、走数が6艇と少ないため、他の公営競技と比べても当たりやすいと言われています。
ただし、配当金はオッズの変化によって変わる特性を持っているため、強くて人気のある選手はオッズが低くなり、その分配当が少なくなります。
当たりやすい堅いレースは、同じように予想する人も多く、当たっても配当が少なくなる傾向にあります。
また、舟券を複数購入した場合には、たとえ当たっても購入金額の方が高くなる“トリガミ”になりやすく、“当たるけど負ける状態”に陥ります。
気軽に舟券が買えてしまう
一見便利に見える競艇の手軽さやメリットは、誰もが陥りやすい罠です!
- 1レース100円から購入できる
- 365日年中無休でレースが開催されている
- 朝から夜までレースが続く
- スマホ1つで舟券の購入が可能
競艇は「やればやるほど負ける」可能性の高いギャンブルです。
購入機会を増やすことは、賭け主にとって不利になることを忘れないで!!
ギャンブル依存症の可能性があるなら専門機関へ
軍資金だけでなく、生活費まで使うようになっていたら、ギャンブル依存症を疑ってください。
やめたいのにやめられない、暇さえあればレースの事を考えてしまう、という人はかなり危険です。
以下のチェック項目に当てはまった人は、専門機関の受信をおすすめします!
- 負けを取り戻すために、すぐにギャンブルをすることがある
- ギャンブルをしていないと、ソワソワして落ち着かない
- 常にギャンブルの事を考えてしまう
- 借金をしてギャンブルをすることがある
- 決めた予算や時間を超えてしまうことがある
また、「近くの専門家が分からない」「家族の依存をなんとかしたい」という方は、>>依存症対策全国センターHPから、全国の相談窓口などの検索ができます。
克服者や家族の体験談なども載っているため、参考にしてみてはいかがでしょうか。
家族や友人に相談
ギャンブル依存症を本気で何とかしたい!と思ったら、周りにも協力をお願いしてみて下さい。
依存症は、自分の意志だけで行動を制限することは非常に難しく、周りの理解やサポートが必要となります。
- 友人にギャンブルの誘いや話をしないようにお願いする。
- いざという時は、家族にストッパーになってもらう。
- カードや現金の管理をお願いする。
- テレドームの解約を手伝ってもらう。
- ギャンブル以外の趣味を一緒に楽しむ。
また、競艇をキッパリとやめた理由の中で、家族や友人の助けが大きかったという声があります。自分の大切な人が支えになってくれるということが、抜け出そう!という強い決心となるのでしょう。
債務整理はプロに相談しよう
借金の債務整理にはいくつか方法があります。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
深夜の取り立てや執拗な嫌がらせなどがある場合、弁護士に依頼すると、貸金業者からの取り立てが止まります。
債務者に対する違法な取り立ては法律で禁止されているため、弁護士が介入することで、貸金業者はそのようなことができなくなるからです。
取り立てにビクビクして過ごす日々と比べると、それだけでも精神的に少し落ち着きを取り戻せますよね。
相談無料で借金の減額診断や対処法などを教えてくれるところは、全国各地に多数あります。
借金で人生が狂ったと感じている人は、迷わず勇気をもって専門家へ連絡してみて下さい!
まとめ
競艇は誰もが気軽にできる反面、一歩足を踏み外すと、簡単に人生を狂わせる怖さを持っています。
生活費の余剰分以上に舟券を買ってしまう、やめたいのにやめられないという経験が一度でもある人は、ギャンブル依存症の可能性が高いことを自覚してください。
あなたの大切なものを失う前に、1日も早く競艇をやめる選択をすることを願っています。