久しぶりに行ったサイゼリヤでお気に入りメニューを頼んだのに、なんだかまずくなった気がする…味変わったよね?劣化してひどい…という声を見かけることがあります。
もちろん食べ物には個人の好みもありますが、理由はそれだけではありません。
メニューによっては、調理する人の技量が味の違いを出していたり、商品改良による味の変化があることも見えてきました。
サイゼリヤが劣化したと言われる原因を、3つの理由をもとに調査します。
Contents
まずくなったと思う料理や内容とは
サイゼリヤの味がまずくなったと思う人は、どんなメニューを食べて感じたのでしょうか。
意見をいくつか抜粋しました。
- 味が薄くなった
- 水っぽい
- ソースがびしゃびしゃ
- 酸味が強くてコクが減った
- ソースの味が違う
- 米が柔らかすぎる
ミラノ風ドリアは、サイゼリヤの人気メニューの中でも常に上位にありますが、人気のある王道メニューも味が変わることはあるのか、またその理由も気になります。
もちろん、個人の好みや味覚の違いなどもありますが、ほかに考えられる理由を3つ調べました。
理由1:店舗やスタッフの味付けや技量による違い
まず考えられるのは、店舗や調理担当者の味付けや技量の違いです。サイゼリヤの店舗では、どのような調理工程があるのでしょうか。
サイゼリヤのメニューは、具材のカットや加工・基本のソース作りなどを全て工場で行ったうえで、各店舗に運ばれていきます。
そして各店舗では、温め・茹で・まぜ・焼き・盛り付けや仕上げといった最終調理のみを行っています。
そのため実は、ほとんどのメニューは誰が作っても同じ味になるような仕組みができているのです。
パスタの味が薄い、水っぽいなどと言われる原因のひとつですね。
理由2:材料やソースなど味付けの変化
次に考えられる理由は、工場で作られている材料や味付けの変化です。
微調整を重ねながら売れ行きをみて、顧客のニーズを分析しているようですが、味や香りに敏感な人は、少しの違いにも気がついてしまいます。
また、久しぶりに食べる人にとっては、その分微調整の差も大きくなっているため、味の変化に違和感を覚えやすくなります。
理由3:人員不足
最後に考えられる理由は、人員不足によるクオリティーの低下です。
私も同じような飲食店で働いたことがありますが、ピーク時は息つく間もなく、頭と体をフル回転させて動き続けていました。
どんなにしっかりとしたマニュアルや教育があっても、お客様をお待たせしないため臨機応変に動く必要があり、その分クオリティーが下がってしまう可能性はあります。
ひどいと感じるときは?
サイゼリヤに限らず、どんなに価格がリーズナブルでも、外食時はおいしいものを食べたいとワクワクしますよね。
これは忙しさや価格に関係なく、料理を提供する側として意識の問題が大きいからです。
サイゼリヤのファンだからこそ、味の劣化にガッカリしてしまう
サイゼリヤのメニューがまずくなったという意見の多くは、そのメニューがもともと大好きだったのに…というものでした。
おいしかったという思いが強いからこそ、その記憶から外れてしまった味に対して、ひどく劣化したとガッカリしてしまいます。
劣化前の味に戻るのか
まずくなったと感じると、次回はほかのメニューを注文したり、しばらくは来店さえ控えるかもしれません。
それでも、おいしかったという記憶は簡単に消えないものですよね。
「またあの味を食べたい」「お願いだからもとの味に戻って」という声も多くありました。
“もとの方が好きだった”という意見も、もちろんサイゼリヤに届きます。
味の劣化は、おいしく進化するための過程
いろいろな声を聞いたうえで、味がどのように変化していくのかが気になります。
劣化と言われる味の変化も、おいしいメニューに進化していくための過程だと考えると、まずくなったと悲しむ人も少しだけ救われますね。
まとめ
サイゼリヤのメニューがまずくなった、劣化してしまったという意見とその原因について調べた結果をまとめます。
- パスタの味が薄い → 湯切りによってソースの味が変わってしまった可能性
- ドリアのコクが減った → 人気商品も改良を重ねて、何度も味や香りを微調整している
劣化したという声も取り入れ、改良された商品がもっとおいしいものになると嬉しいですね!
トマト系スパゲッティが「酸味だけ強く旨味が無い」味になってしまいました。それほど舌が肥えているわけでも無いのにすぐ分かったので、相当な劣化だと思います。
近隣の3店舗ほど回りましたが、全く同じ味だったので、調理する人の個人差や店舗ごとの差では無いのは明らかです。
また、味だけではなくサービス面でも劣化しています。ある店舗では、ドリンクバーのコーヒーマシンが故障していて飲めませんでした。それなのに、店の入り口にそのお知らせ・案内等が一切無く、ドリンクバーを注文してから気づく始末です。私はいつもコーヒーしか飲まないのに、飲めずにジュースで我慢しました。
どこか飲食店として数段「レベルダウン」した感は否めません。